一般歯科
一般歯科では、主にむし歯や歯周病に対する治療が行われます。
ただ治すだけではなく、治療方法、予後、外観、使用感など、さまざまな角度から最もご満足いただける治療を患者さまと共に選んでいくことをモットーに日々勉強し、最新の知識、技術、設備で良質な治療をご提供してまいります。
一般診療でもっとも多いのが虫歯治療です。
また一口に虫歯と言っても様々な治療方法があります。
詰め物に関しても金属だけでなく、プラスチックやセラミック、ハイブリッドレジン等多岐に渡っています。
自費で行えること、行えないことやメリットとデメリットをしっかりと説明を受けた上で、医師と話し合いながら治療についてお互いに深めていくことが大切となります。
歯周病は、歯と歯肉の間の「歯周ポケット」と呼ばれる隙間に入り込んだ細菌が炎症を引き起こす感染症です。
歯周病にかかっても、軽度であれば、早期治療で健康な状態を取り戻すことができますが、
適切な治療を行わないまま放置して歯周病が進行してしまうと、歯肉や歯を支える歯槽骨までを失い、
歯が抜け落ちてしまう恐ろしい病気です。
歯周病セルフチェック
《判定》
チェックが1〜2個
歯周病の可能性があります。歯みがきの仕方を見直し、歯科医院で診てもらいましょう。
チェックが3〜5個
初期あるいは中等度歯周炎以上に歯周病が進行しているおそれがあります。早めに歯科医師に相談しましょう。
CAD/CAM ハイブリッドクラウン
CAD/CAM ハイブリッドクラウンとは、2014年4月より健康保険で導入されるようになった歯科用のCAD/CAM(コンピューター支援設計・製造ユニット)装置を用いて制作されたかぶせもののことです。
材料の白い色の歯科切削加工用レジン材料(ハイブリッドセラミック)のブロックから削り出して作成します。
- ■ CAD/CAM ハイブリッドクラウン の特徴
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審美性: これまで保険で適用されていた銀歯よりも審美性に優れています。
生体親和性: 金属アレルギーや歯肉の黒化等の心配がなく、安心して適用できます。
強 度: 工場で量産されたキャラメルくらいの大きさのブロックから削り出すので、ブロックの品質や硬度にムラがなく、保険適用の硬質レジンや従来製法のハイブリッドクラウンに比べて、耐摩耗性・耐衝撃性に優れています。
費 用: 1本約2万7,000円(3割負担で8,000円前後)で、銀歯は、1本約1万2,000円(3割負担で3,600円前後)ですので、患者さんのご負担は大きくなります。
※自由診療で使われるオールセラミックなどの素材と比べると強度や色調、変色の性質で劣る部分があります。
見た目から、銀歯は気になるという方は、お気軽にご相談ください。
ブリッジ
ブリッジとは、歯を抜いた後に、その両端の歯を土台にして、橋(ブリッジ)を架けるように金属などで繋ぐことです。
こうすることによって、抜いた部分に歯と同じような形を作り、抜く前と同じような噛み合せや形を取り戻すことが出来ます。
- ■ ブリッジの特徴
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(1) かぶせ物の材料によっては、保険診療内での治療も可能です。(入れ歯よりは若干費用がかかります。)
(2) 金属のバネがないので、入れ歯よりも装着時の異物感が少なく、見た目も自然です。
(3) 入れ歯よりもしっかりと噛むことができます。
(4) 両隣の健康な歯を削らなければならず、入れ歯同様土台の歯に負担がかかり、健康な歯の寿命を縮めてしまう可能性があります。相談ください。
義歯
総入れ歯や部分入れ歯など、様々な義歯が存在していますが、全て、顎の骨の中には何もなく、歯ぐきの上のみに存在しているという点が、共通しています。
入れ歯には「保険内」と「保険外」で治療内容が異なるため、掛かる費用や性能も異なってきます。どちらのパターンで治療するかは、お口の中の状態を見極め、医師としっかり相談をしながら最適な入れ歯選びをすることが大切です。
- ■ 「保険外」で行う入れ歯“費用の相場”と“性能”について
自由診療(保険適用外)で行う入れ歯治療の場合、入れ歯の性能は保険適用のものよりもグンとアップします。それに伴い、費用も保険内の入れ歯に比べ高価になってきます。
保険外の総入れ歯は、“歯茎”の部分にあたる義歯床(ぎししょう)に「金属」や「シリコン」を使用することで、プラスチック素材を使用した保険適用の義歯床に比べ、噛んだときの違和感が少ないといった利点が生まれてきます。
部分入れ歯の場合、金属のため目立っていた留め具の部分を「白いプラスチック」にすることで、審美性が良くなり、装着したときの違和感も軽減できるという利点があります。